改正祈祷書試用版「詩編」(以下「試用版詩編」)の具体的な利用方法に関して、その節番号についてのご案内をさせていただきます。
- 試用版詩編の節番号は、『聖書協会共同訳』詩編とも現行祈祷書詩編とも異なっています。
- 『聖書協会共同訳』詩編を試用版詩編の代わりにそのまま使用することはできません。
- 現行祈祷書詩編を元に作成された日課表を試用版詩編で用いる場合、試用版冊子p.241の対応表を参照して節番号を適切に読み替えてください。
すでにお知らせしております通り、今回の試用版詩編は『聖書協会共同訳』の詩編を元に作成されています。しかし、礼拝での使用を考慮し、言葉や節の区切りなどに改変が加えられた結果、節番号が異なる箇所があります。従って、『聖書協会共同訳』の詩編を、そのままの形で改正祈祷書試用版の代わりに使用することはできません。
また、現行祈祷書の詩編とも内容が異なるため、節番号が一致しない箇所があります。この対応表は、試用版冊子のp.241に掲載されています。現行祈祷書詩編を想定した聖書日課表によって、聖餐式や朝夕の礼拝で試用版詩編を用いる際には、この対応表を参照のうえ、節番号を適切に読み替えることが必要です。(現在発行中の「改正祈祷書試用版聖餐式聖書日課」の試用版詩編は、このような節の対応を行った上で掲載しておりますので、そちらもご参照ください。)
今後、朝夕の礼拝の試用版に合わせて、年間聖書日課表の試用版も発行される予定です。この日課表に掲載される詩編の章節数は、試用版詩編の章節番号に基づくものとなりますので、そのままご利用頂けます。それまでは、上記の対応表を用いて表の読み替えを行っていただきますようお願いいたします。大変お手数をおかけしますが、過渡期の一時的な対応としてご理解くだされば幸いです。